小説創作

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締め切りを人生の味方にしよう

締め切りは《胃》の天敵だ。僕はWebライターをしていて、常に何かしらの締め切りに追われている。納期が三重に被った日には胃がキュゥゥウと締め付けられる。ウシのように胃袋が四つは欲しくなるし、カエルのように胃袋を吐き出してジャブジャブと洗えたら...
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「てにをは辞典」小説書きの辞書レビュー

本日ご紹介するのは「てにをは辞典」紙の辞書のなかでは最も使用頻度が高く、愛用している。小説の執筆中はいつも手元に「てにをは辞典」を置いている。ネーミングから、助詞(てにをは)の辞典なのかな、と思われるかもしれない。だが実際には「コロケーショ...
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哲学的ゾンビと自己消失欲求、小説を書くこと。

角張ったビジネスバッグを肩に、スーパーの買い物袋を両手に、道を歩いていた。日の暮れかかった公園で、春休みの子供たちが遊んでいる。私は軋むように痛む胃と吐き気を抑えながら、公園を通り過ぎようとする。胃が痛い。三ヶ月間、ずっとだ。ストレスが原因...
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読者のいない小説をそれでも完結させるということ

ネット小説で連載をやっていると、あゝ悲しきかな、更新のたびにpv数が減っていく。終いには最新話を更新しても、pv数はゼロのまま。自分の小説を誰も読まなくなってしまった事実に、そこで気がつく。私は今まで「魔法のiらんど」「エブリスタ」「ライト...
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小説原稿を1日2万文字書くには、どうすれば良いのか

「小説家の西尾維新さんは1日に2万文字を書く」という話を聞いた。私も集中して原稿執筆に時間が取れる機会を得たので「1日2万文字」を目標に挑戦してみた。―― へえー、文字数で! 1日でどれくらい書かれるのですか?西尾 今は、基本1日2万字です...
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小説を書くのは苦しい

「小説を書くのはすっごく楽しいよ」というのは、強者もしくは狂者の論理であり、真に受けると痛い目を見る。小説を書くのは、苦しい。基本的に苦しい。どのくらいの苦痛を伴うのかは、私の執筆中の表情を見てもらえればわかる。私は小説を書くときは、ムンク...
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2015年後半期 増田文学大賞(はてな匿名ダイアリー)

「はてな匿名ダイアリー」に投稿された、秀逸な創作作品の数々をご紹介したい。タイトルの通り、2015年7月~12月に投稿されたエントリーを対象とした。2015年前半期については2015年前半期 増田文学大賞(はてな匿名ダイアリー)の記事をどう...
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小説らしい文章の作り方(M式縛りプレイ執筆法)

まきお久しぶりです。私の単独記事は7ヶ月ぶりですね。ご無沙汰しておりました。海鳥まきと申します。初めましての方は初めまして。どうすれば小説っぽい文章になるの?さてさて、本題に入りましょう。精神論や抽象的な創作論をとやかく述べるつもりはありま...
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私撰、刺激的な小説(暑さを恐怖で吹っ飛ばす厳選12冊)

あついねー、あつくて溶けてしまいそうやわ。生まれ変わったらクラゲになりたい……。画力が溶けてる!!!きょう紹介するんはアレやね、あれあれ。本読んだから、えーっと、おすすめのを、えーっ、読書の夏ってことで……いやしかし読んだ本って1年も経てば...
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2015年前半期 増田文学大賞(はてな匿名ダイアリー)

はてな匿名ダイアリーの名作を紹介したい。もう本当に、ひとりの物書きとして増田の文才には嫉妬している。敬っているし、憧れているし、恋している。増田大好き。増田は匿名だから、この気持ちをラブレターにしたためて贈ることのできないのがつらい。エッセ...