やほー!
今日は定番ネタ「Webで自己ブランディングするときに、実名と匿名、どちらの方が望ましいか」について記事を書くで。
と、いうても結論はすでに明白で、そんなのケース・バイ・ケースに決まっとるがなやから、ここではその個別具体例について考察していこと思う。
1.株式投資家(トレーダー)が自己ブランディングする場合
A.匿名(ニックネーム)
例えば、うちのような株式投資家がブログ書いて自己ブランディングしていく場合は、選択肢は匿名一択になる。
これは言ってみれば自己保身のためや。
もしも、うちのアカウントがFacebookのリアルアカウントやなんかと紐付いていて、リアルがバレてしまうと色々と危険な目に遭う可能性がある。
例えば、携帯電話に「怪しい金融商品の投資勧誘」みたいなんがかかってきたりな。
株やFXみたいなギャンブルは、儲けていてもそうでなくても、基本的に現実世界のプロフィールに結びつけるべきではない。ぶっちゃけ、家族や友人にさえ、株やってることは話さんもんやしな。
2.フリーライター・Webライターが自己ブランディングする場合
Better.ペンネーム
これはちょっと悩むとこなんやね。
ペンネームで活動していても、クライアントから原稿料を銀行口座に振り込んでもらうときに(屋号で開設しているのでなければ)実名がバレてしまう。
結局、ある程度の繋がりのある人には本名が分かってしまう可能性が高い。
ゆえに、ペンネームやからって好き放題書いてると、ひょっとした拍子でペンネームとリアルネームが繋がったときに慌ててしまう――可能性は一応気にする必要がある。
本名匿名論とは別の話で、
「ペンネームとペンネームを同一にするか否か」も結構悩むポイント。
例えば、フリーライター・Webライターの人で、
- Twitterユーザー
- 「小説家になろう」ユーザー
- 同人誌活動している
- 小説新人賞に投稿している
みたいな属性を持っていて、それぞれにペンネームを設定している場合があると思う。
そのときにフリーライターに使うペンネームと、上記アカウントのペンネームを同一にする(関連付ける)べきか否かって問題があるんや。
うちの顔見知りのライターさんは、小説関連の筆名とWebライティングのペンネームとを同一にしたことをめっちゃ後悔しとったわ。
その人は、R18モノやアングラ系のホラー小説を趣味で書いて公開しとったんやけど、そういったペンネームと結びついてしまうと、自己ブランディングがマイナスに働いてしまうケースもあるんやね。
もちろんR18やアングラは文学・藝術の一種やし、それそのものは全然OKやで。
ここで言いたいんは、
「場合によっては複数のペンネームを使い分けた方が、自己ブランディングに有利に働く」という可能性な。
とくに何かとボロ 素の自分が出やすい、Twitterアカウントとペンネームを関連付ける際は要注意。
3.アフィリエイターが自己ブランディングする場合
A.匿名(ニックネーム)
そもそもアフィリエイトは記事執筆者の名前をPRする必要はないし、匿名か実名かはほぼ収益に関係ないで。
PPC(リスティング広告)のアフィリエイトをしている人で、サイトに『特定商取引法表示』を念の為にするのが一般的やけど、本名ではなくて屋号を使ってる人も多いかな。
アフィリエイトで唯一、実名の方が信用度を得やすいのが「情報商材」やね。あれも特商法関連で事業者名を出す必要あるし。
先の株式投資家の例もそやけど「俺は稼いでるぜ!」みたいな情報は、それそのものをブランド価値とする場合を除けば、リアルと結びつけん方が身のためや。
『宝くじで六億円当たったヒャッハー!!』みたいな情報をFacebookに書き込めばどうなるかは火を見るよりも明らかなように、自分の資産に関する個人情報は極力隠した方がええでー。アフィリエイト収入をネットに公開するのは全然OKなんやけど、リアルがバレないようには注意を払いたいところ。
4.Webデザイナー・フリーランスの人が自己ブランディングする場合
A.実名・屋号…?
フリーライターさんの時と違って、Webデザイナーさんの場合はペンネームで活動するって慣習はあまり無いかなぁと思う。
実際に、フリーランスでWebデザイナーをしていて、自分のポートフォリオ公開してるサイトは、実名使ってる割合が多いと思う。
実名でローマ字表記もありかな。
Taro.Hatena みたいな。
あまり実名を出したくない人であれば、屋号で活動したらええと思うで。
就活の際のポートフォリオサイトは実名の方がいい?
Web制作会社に就活中の学生の人で、ポートフォリオサイト作るときに実名のプロフィール入れるべきかで悩んでる人もおると思う。
少なくとも『そのポートフォリオサイトは私が作ったんです!』ということを主張できたらええわけやから、実名出しに抵抗ある場合はポートフォリオサイトに
- nofollow,noindexで検索避けする
- Password認証を入れる
- イニシャルだけ記載する
- Hatena.T みたいな表記をする
みたいに工夫したらええんちゃうかな。
ってかこれは自己ブランディングとは関係なかったな(汗
就活時の実名リスクってのは、実名と[Twitterアカウント][個人ブログ]などの匿名空間が結びつくことによって初めて生じるわけやから、これにさえ気をつけておけばあまり過剰に恐れることはないと思うで。
実名リスクとは何なのか?
「実名をネットに晒すなんて怖い。><」とよく言われるけども、実名出したところでもちろん死ぬわけやない。
実名で万が一ミスって自己ブランドが傷ついて、失われる可能性のあるもんは以下のたった3つに限られるで。せやから安心したらええ。
- 友
- 職
- 金
何が「たった3つに限られるで」ですか! めちゃくちゃ大切なものじゃないですか。
せやな……。
友を失うリスクを避けるには
当たり前やけど、人の悪口や罵詈雑言をネットに書き込まないこと。
実名でTwitterやってる有名人が誰かの悪口書いて炎上したりもするけども、ネットにそういうことは書かん方がええ。
匿名アカウント使ってても、じつは友人がこっそりあなたのアカウントを特定してネットストーカーしてるかもしれん。(そんな友人嫌やけど)
実名でも匿名でも、迂闊なことは書かん方が身のためやね。
とはいえ当たり障りないことばかり書くのもつまらんけどな。少なくとも特定の誰かをネット上で非難するときは、ちょっと冷静になった方がいいで。
職を失うリスクを避けるには
会社勤めの人は、Twitterでブラック企業ネタを呟くこともあるかもしれんけど、くれぐれも会社名を特定されんように……。または会社側に特定されんように……。
就活中の人は「面接なう!」「今日は○○カンパニーの内定式!」みたいなことをTwitterに呟かないよう。SNSを使った就活(ソー活)も流行ってるようやけども、あまりオススメはせんかな。あと、企業人事の人がFacebookアカウントを探ってくる場合もあるから、Facebookの公開設定も確認しておく必要があるな。
ちなみにうちは、個人投資家&無職&フリーター&フリーランス&アフィリエイター&無職やから職を失うことはないで。リスク回避には分散投資が一番や!
無職とは……。
金を失うリスクを避けるには
宝くじに当っても、アフィリエイトで大儲けしても、仕手株で資産億超えしても、迂闊にネットに書き込まないこと。
書き込んだとしても、決して身バレするような情報は載せないこと。
詐欺師はほんま怖いからな。お金持ちほど、人目につかないところでひっそりと暮らしているもんや。
うちもお金欲しい!!(何
あと、これは実名リスクではありませんが「自分や家族の顔写真、自宅の写真」等をネットに公開するのも一定の危険性を含みます。
例えば、投稿した顔写真を他人に無断で使われたり、近所の写真から住所が特定されたり。
あんま気にしすぎもよくないんやけどな、息苦しいし。
でもま、ネットで実名出すメリットのある人って結構限られていて
- 元々リアルで有名な人(芸能人・大学教授・政治家・社長)
- 職業柄、実名を出すことに意義のある人(新聞記者・起業家)
- 実名でビジネス・集客したい人(ネットショップオーナー・Webデザイナー)
上記のような人以外は、特に実名で自己ブランディングする必要はないんちゃうかなぁってのは思うで。
それともうひとつは、Twitterリスクやね。
政治家、アイドル、小説家、大学教授、――これらの元々有名な人々が、Twitterで不用意な発言をしたがために炎上して自己ブランドが失墜したって例はけっこうあって、有名人にとっては特に「Twitterはハイリスク・ローリターン」ちゃうかなぁってのはわりと思う。
わ、もう3541文字も話してますよ! 話が長すぎです!!
ブログ記事を書くときは予めプロットを練ってから書きはじめませう!!
ふぇぇ……。
ごめんな、気分の赴くままにふらふら書くのがうちのスタイルなんやわぁ。
長文なってもうたから今日はここらへんで切るでー。
あ、ちなみにうちはネット上では10くらいのペンネームを使い分けてるんやけど、こんな風に「コンテンツの種類に応じてペンネームを使い分ける」のも、自己ブランディングの際のリスクヘッジには有効やで。
「ペンネームとペンネーム」「ペンネームと実名」が意図せぬ所で結びつかんようにする必要はあるけども、そういう戦略もあり!
あっ、そういえば自己紹介が遅れたけど、うちの名前『トキ』な。
あっ、私も忘れてましたが、名前は『マキ』と言います。
二人合わせて『ときまき!』
ちなみに中の人のペンネームは……あれ、まさかこのブログに中の人なんていないんじゃ……
って、このブログがぜんぜん自己ブランディングできてないじゃないですかーー!!
(終わる)