サブタイトルとレーベルが実際にどのように表示されるのか確認しておこう
うーん、KDP(Kindle Direct Publishing)の登録項目に「サブタイトル」と「レーベル」って項目があるんだけれど、これは任意項目だから入力してもしなくてもいいんだよね。
でもやっぱり設定した方が買ってもらえるのかな? どうしようおねえちゃん。
そうね。だったら実際に「サブタイトル」と「レーベル」で入力した部分がどのようにAmazonのサイトで表示されるのか、確認してみればいいわ。
今回は私がこないだKDP出版した『妹ドッペル』の例を見せちゃうわね。
上のがAmazonで売ってるやつのスクリーンショットよ。作品タイトルによく注目してみてね。
一番左の『妹ドッペル』のところが、「タイトル」で設定した項目。
タイトルはローマ字だけれども、doppel(ドッペル)のように英語表記できるところは英語でもいいわ。
次に『オカルト×イモウトの短編ライトノベル!』のところ。ここがズバリ、サブタイトルで設定した項目ね。
サブタイトルを設定すると、Amazonでの作品タイトルが『タイトル: サブタイトル』といった形で表示されるわ。この「:」の部分は自動的にくっつくから、自由に変えることはできないの。
サブタイトルを入れてしまうと、必然的に作品名が長文で表示されてしまうから、それが嫌な人はサブタイトルを設定しないほうがいいわね。
この作品では上のように入力しているわ。いちいちローマ字表記で書くの面倒かもしれないけれど、念のために入れておきましょう。
ひらがなで入力してからF10キーで一括に半角英数字に変換できるわ。
最後に、レーベル名ね。
レーベル名は「◯◯文庫」とか「◯◯ブックス」とか、好きな名前にして大丈夫よ。コンセプトが同じ作品を複数出すときとかに設定しておくといいかもしれないわね。
ポイント
「タイトル」「サブタイトル」「レーベル」の3項目を設定すると『タイトル: サブタイトル (レーベル)』の形で商品表示される。
(例)『妹ドッペル: オカルト×イモウトの短編ライトノベル! (ワナビ文庫)』
なるほどー、レーベル名は自由に設定できるんだー。
それなら『電撃文庫』とか『MF文庫』とかいう名前にしたらたくさん読んでもらえそうだね!
えへへへへ、わたしって天才ー!
それは絶対にダメ!!
レーベル名はオリジナルな名前のものにしてね。念のため、思いついたレーベル名で検索をかけて既存作品がないかを確認しておくといいわよ。
好き勝手に「電撃文庫」とかつけたら商標権の侵害で訴えられるので気をつけてね。
まとめ
KDPの出版登録画面では「タイトル」は必ず設定するけれど「サブタイトル」と「レーベル」はどちらでもいい。
実際のAmazonの商品ページでは、「サブタイトル」はタイトル名のあとに続けて表示される
「レーベル」はタイトルとサブタイトルのあとの丸括弧のなかに表示される
レーベルは他社の商標権などを侵害するのでなければ、個人で好きな名前「◯◯文庫」「◯◯ブックス」などをつけることができる
レーベル名を入れるとちょっと見栄えが良くなるので、小説を出版するのであればおすすめ!
今回紹介した「妹ドッペル」は上のリンクからAmazon商品ページに飛ぶことができるわよ。
Kindle Unlimitedでも読むことができるので、ぜひ気軽に読んでくれたら嬉しいわ。
またねー!