【購入レビュー】PIXUS iP2700「格安プリンター」はふつうに使える!

えへへ「PIXUS iP2700」っていうお値段が3千円くらいのインクジェットプリンターがあったから買っちゃったわ。すごい得した気分♪

おねえちゃん! 安いものには裏があるんだよ。きっと。「安物買いの銭失い」って言うでしょ。おねえちゃんはまた騙されちゃったんだよ。こないだも変なお布団買ってきてたじゃん。

今度は大丈夫よ。だって「PIXUS iP2700」のメーカーは天下のCanon様よ! それにプリンター本体は安いけれど、純正インクが高くてそれでお金儲けしているっていうまっとうなビジネスなんだから。

Amazonでの購入レビュー「開封」→「設置」

今回はAmazonで買ったわ。箱を宅配便の人から受け取ったのだけれど、軽くてびっくりしたわね。全体の重量が4.5Kgしかないの。

エプソンのカラリオシリーズ(8kg程度)のだいたい半分くらいの重量って言いかえれば、その軽さにびっくりするでしょ。とにかく、軽い。

プリンターなんかあまり持ち運びするものではないから、重さはどうだっていいんだけど、まぁ軽いのはいいことね。(中身がしっかりしていれば…)

付属品は、電源コードとセットアップ用のCDROM、それからマニュアルね。パソコンと繋げるUSBコードは別売だから注意してね。わたしは前に使っていたプリンターのUSBコードをそのまま使ったけれど、持っていない人はついでに

あたりを買っておくと良いわよ。

外見はこんな感じね。黒くてスタイリッシュで、けっこうおしゃれよ。もっとも、素材は安物感あふれるプラスチックなんだけどね。サイズは小さくて、梱包サイズでも49.6 x 31.4 x 19.4 cmだからそれよりも小さいわね。

小さい分、機能も制限されていて「スキャンやコピーはできない」ので気をつけてね。カラー印刷はOKよ。

PIXUS iP2700はプリンターの全面がパカっと開くようになっていて、そこからインク交換できるの。3色カラーインクとブラックインクの2種類ね。

インクは付属品としてついてくるから、別途買わなくても大丈夫よ。

ぶっちゃけ、Canon純正インク(ブラック+3色カラー)を買うと4千円は超えるから、プリンターよりもインクの方が高いというのは本当ね。この商品にいたっては、インク2つ買い揃えるよりも、プリンターとセットで付属品のインク2つを手に入れた方が安上がりになる???なんておかしなパラドックスを起こしているけれど……。

インクの付替えは、簡単におこなえるので安心して。インクをポンと置いて、カバーをカチッと締めるだけで交換完了。

プリンターの設置手順はマニュアル通りに進めてね。先にCDROMでパソコン側のセットアップをしておかなくちゃいけなくて、USBでパソコンとプリンターを繋ぐのは手順の一番最後だから、急いで繋げないようにね。必ず「セットアップ完了後」にUSB接続すること!

PIXUS iP2700は写真印刷用途に使える?

それは大丈夫よ。ただし「最高画質モード」で印刷をしてね。

ちなみにL判サイズの用紙もセットできるのだけれど、PIXUS iP2700は一般的なプリンターとは違って「中央揃え」で用紙をセットする形になるわ。はがき用紙だったら40枚くらいは入るわよ。

実際に印刷してみた写真の画質に関しても、一般用途では文句ないレベルね。額に入れて飾っても違和感はないと思う。

光沢紙もインクジェットはがきも使えるし、フチなし印刷も上の写真のとおり綺麗にできる。専用のプリントアプリケーションを使えば、難しい設定なしに即写真を印刷できるわ。

ただ、繰り返すようで申し訳ないけれど、プリントのプロパティの画質設定は「最高画質モード」に必ずしてね。デフォルトではノーマル画質だから、そのまま印刷するとけっこう残念な画質になるわよ。

PIXUS iP2700の「音」はうるさい?

ええ、うるさいわよ。

サイレントモードが搭載されているようだけれど、静音性には期待しないほうがいいわ。エプソンのカラリオプリンターを以前は使っていたのだけれど、それよりPIXUS iP2700の方が音はうるさいわね。

そこら辺を気にするようであれば、もっと高価格帯のプリンターを選びましょう。

PIXUS iP2700はどんな人におすすめ?

そうね、何でもいいから安いプリンターが欲しい!という人におすすめね。

年賀状の印刷だとか、家族写真の印刷だとか、あるいは文章をたまにプリントアウトするだとか「いざというときにちょっとプリントできるといいな」くらいの感覚の人が向いているわね。

ポイント 大量にプリントする用途の人は本機ではなく「エコタンク搭載」のプリンターを選んだ方が、最終的なコストは安くつくわよ。

まとめ

  • PIXUS iP2700は普段用途でも写真印刷でも「ふつうに」使えるプリンター
  • 「スキャン」や「コピー」機能はなし! USBは別売。インクは付属している
  • セットアップでUSB接続をするのは一番最後
  • 稼働音はうるさい
  • 価格は安いが、本体よりも「純正インク」の方が高い

こんな感じかしらね。ちなみにインクは純正品が2000円台だけど、純正でなくて良いのなら1000円台で売っているわ。

(追記)

この記事の執筆当初は3千円台で売られていたのに、今見返したら9,800円に値上げされてるじゃないの!?!?

※価格は変動するので、購入前に公式サイトで確認してください。