ペルソナ(人物像)
1.過去
人物がかつて抱えていた問題、過去の状況、トラウマあるいは成功体験
キーワード: 回復
ヒント:病気や怪我が治る/状況が好転する兆しが見える/景気が回復する/失った力を取り戻す/別れたはずの恋人が帰ってくる/失敗から立ち直る/治癒能力が高い/誰かを助けたりサポートするための能力/医療福祉関係の人物/停滞していた物事が再び動き出す/友だちと仲直りする/元の(好ましい)状態に戻る/ソードの4《逆位置》
2.現在
人物が今抱えている問題、現在の状況
キーワード: 空想
ヒント:現実ではないセカイを生きている/小説家、画家、詩人などの芸術家/創作に喜びを感じる/架空の相手との恋/幻術など精神に作用する能力/ファンタジー系の異世界に導かれる/頭のなかで思い描いていた妄想が具現化する/カップの7《正位置》
3.未来
人物の未来に降りかかるであろう問題、あるいは将来の不安や願望
キーワード: 指揮
ヒント:他者を従える立場にある/自分は指図を出すだけ/組織のブレイン/戦術ではなく戦略がモノを言う戦い/頭脳戦を得意とする/協力してくれる仲間が多く、信頼されている人物/前線に出られないもどかしさ/全体を取りまとめ無くてはならない/統率の取れた組織/King of Wands ワンドのキング《正位置》
4.第三者
第三者(客観的視点)から見た場合の、人物の性質。社会的評価、周囲から期待されている役割。他者によく知られている性格、印象
キーワード: 運命
ヒント:神に選ばれた人間/幸運に恵まれている/人智を超えた才能を持っている/自分では制御できない強大な力/自分の意志ではどうにもならない宿命/生まれながらにして決まっている使命/必然的な出会い/当たり前の奇跡/10.WHEEL of FORTUNE 運命の輪《正位置》
5.主人公
主人公から見た場合の、人物の性質。あるいは人物と主人公の特別な関係性
キーワード: 下心
ヒント:本音を隠して相手に近づく/聖人君子に見える人物が腹の底では良からぬことを考えている/悪巧みをする/裏のある親切心/本当の狙いは別にある/ペンタクルの9《逆位置》
6.自己
人物の自己評価。自分だけが知っている自分自身の心。抱えている闇や、奥底に秘めている願望。まだ誰にも知られていない本音
キーワード: 過敏
ヒント:必要以上に警戒心が強い/傷つくのではないかとおどおどしている/ヤマアラシのジレンマ/他者の言葉に過剰反応する/気にしすぎ/小さな物事にとらわれ過ぎる/自分を助けに近づいた他者を攻撃してしまう/人のことが信じられない/お金に関してドケチ/昔のことをいつまでも根に持っている/ツンデレならぬツンツン/Page of Swords ソードのペイジ《逆位置》
7.本質
人物の本質的性質。あるいは、人物の抱える根本的な課題
キーワード: 虚栄
ヒント:うわべだけを取り繕って、実力よりも尊大に見せる/見栄を張っている/アットホームな会社、豊かな福祉国家/権威や肩書にすがりついている/恋人がいると嘘をついている/世間体を気にする/ペンタクルの8《逆位置》
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