ペルソナ(人物像)
1.過去
人物がかつて抱えていた問題、過去の状況、トラウマあるいは成功体験
キーワード: 探求
ヒント:学問を追究する/好奇心旺盛な研究者、あるいは探偵/何か未知なるものを探し求めなければならない状況/「利益」よりも「己の知を満たすこと」を行動原理としている/真実を知ることが重要/Page of Pentacles ペンタクルのペイジ《正位置》
2.現在
人物が今抱えている問題、現在の状況
キーワード: 軽薄
ヒント:浅はかな考え/慎重さを欠いた軽はずみな言動/準備不足、せっかち/誠意の感じられない相手/薄っぺらい愛の言葉/ペンタクルの2《逆位置》
3.未来
人物の未来に降りかかるであろう問題、あるいは将来の不安や願望
キーワード: 貧困
ヒント:物質的な貧しさに苦しむ/不況の波に襲われる/仕事をクビになる/病気や怪我をしているのに、医療的措置を受けられない/未来が視えない状況/物質的な貧困が、精神的な余裕までをも奪う/夢も希望もなく、愛も冷え切っている/他者からの救済を必要としている/枯れ果てた土地、枯渇した資源/乏しい才能、恵まれない環境/ペンタクルの5《正位置》
4.第三者
第三者(客観的視点)から見た場合の、人物の性質。社会的評価、周囲から期待されている役割。他者によく知られている性格、印象
キーワード: 裕福
ヒント:物質的な豊かさを手にしている/お金持ち/前々から欲しかったものが手に入る/第一志望の会社から内定がもらえる/望み通りの役職につく/好きだった異性に告白してうまくいく/誰もが羨むポジション/伝説の武器や宝具を手にしている/生まれたときから欲しいものを欲しいままに手に入れてきた/恵まれた環境/精神的な孤独感、不満/資本家、貴族/ペンタクルのA《正位置》
5.主人公
主人公から見た場合の、人物の性質。あるいは人物と主人公の特別な関係性
キーワード: 離反
ヒント:友人や恋人と決別する/自分の所属している組織を抜ける/悪いことから足を洗う/会社を裏切る/親元、故郷を離れる/退学する/遠距離恋愛/強制疎開/民衆からの信頼を失った政治家/パーティーの解散/自分の意見に反対し離れてゆく人物/部活存続の危機/Knight of Wands ワンドのナイト《逆位置》
6.自己
人物の自己評価。自分だけが知っている自分自身の心。抱えている闇や、奥底に秘めている願望。まだ誰にも知られていない本音
キーワード: 批判
ヒント:他者を蔑む/人の欠点をあげつらう/あたまでっかちな恋愛/学歴至上主義/自分にも厳しく他者にも厳しい/対等に打ち解けて話せる人がいない/高すぎるプライド/周囲との摩擦によるフラストレーション/理解者を探している/批判的な努力家/実力がすべて/甘えを許さない/論破する/2.THE HIGE PRIESTESS 女教皇《逆位置》
7.本質
人物の本質的性質。あるいは、人物の抱える根本的な課題
キーワード: 不和
ヒント:仲違い/恋人や友人と喧嘩をする/グループ、チームのなかに協調性を乱す空気の読めない人がいる/敵との決戦を前にして内輪揉めが起こる/無益な派閥争い/とにかく相性の悪い相手/自分がその組織やグループに所属することに、違和感を覚え始める/カップの2《逆位置》
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