ペルソナ(人物像)
1.過去
人物がかつて抱えていた問題、過去の状況、トラウマあるいは成功体験
キーワード: 徒労
ヒント:骨折り損のくたびれ儲け/期待していた見返りが得られなかったことの不満/働き過ぎており休息が必要である/今までやってきたことのすべてが無駄に思えてくる/相手からただの『都合の良い人』と思われている/過程そのものを楽しむことのできない恋愛/ペンタクルの7《逆位置》
2.現在
人物が今抱えている問題、現在の状況
キーワード: 吉報
ヒント:良い知らせが伝わる/信頼の置ける情報屋、メッセンジャー/大切な人に伝言を託す/有用な情報を手に入れる/悪くないニュース/友人の恋が成就する/未来を視る、予知能力者/高度な情報戦が繰り広げられる/ネットワーク社会/Page of Wands ワンドのペイジ《正位置》
3.未来
人物の未来に降りかかるであろう問題、あるいは将来の不安や願望
キーワード: 寛大
ヒント:広い心を持っている/決して怒らない/危機的状況下でも平静を保つ精神/すべてを受け入れている/弱者を助ける/積極的には行動しないが影から見守っている/安らぎのある状態/社会福祉活動やボランティアをしている/無私無欲/5.THE HIEROPHANT 法王《正位置》
4.第三者
第三者(客観的視点)から見た場合の、人物の性質。社会的評価、周囲から期待されている役割。他者によく知られている性格、印象
キーワード: 不正
ヒント:私利私欲のために不正を行う/多くの人の命より、たったひとりの大切な人の命を選ぶ/正義を求められる局面で私情を挟む/自分が正しくないことを自覚している/不平等でバランスの悪い状態/闇堕ちする/自ら悪役を買って出る/11.JUSTICE 正義《逆位置》
5.主人公
主人公から見た場合の、人物の性質。あるいは人物と主人公の特別な関係性
キーワード: 前進
ヒント:積極的に行動する/思い立ったらすぐに動く/立ち止まらずに進む/進展が早い/目的地に向けて一直線に進む/勢いでは誰にも負けない/経験は浅いがダークホース的な存在で他者を圧倒する/気合と情熱で駆け抜ける/7.THE CHARIOT 戦車《正位置》
6.自己
人物の自己評価。自分だけが知っている自分自身の心。抱えている闇や、奥底に秘めている願望。まだ誰にも知られていない本音
キーワード: 期待
ヒント:時期が訪れるのを静かに待っている/誰かとの約束が果たされる日を待つ/そう悪くはない未来を信じている/告白の返答を待っている/日に日に高まる希望/やるべきことをやったので、あとは人事を尽くして天命を待つ状態/自分からは行動しない受け身の状態/果報は寝て待て/あるいは待ちぼうけ/ワンドの3《正位置》
7.本質
人物の本質的性質。あるいは、人物の抱える根本的な課題
キーワード: 報復
ヒント:復讐のために生きる/裏切り者を許さない/仇討ちを考えている/因果応報、自業自得の災いが降りかかる/当然の報い/自分のしてきた罪に対して何らかの罰を受ける/神の裁きが下される/20.JUDGEMENT 審判《逆位置》
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