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創作メモ

はじめに

チラシの裏の創作メモ書き。完全に自分用。時間が経つと消えます。文章は日付の新しい順。

2015/01/17

いのパラドクス。

占いが「当たる」のは無意味であるのかもしれず。現状を当てられたという意味での「当たる」であれば、その当たった占いの解釈というのは『すでに自分が知っていること』なので意味が無い。また、未来になってから「あのとき占い師が言ったとおりだ、当たった!」ならば、その予知した出来事がすでに生じたあとで解釈するより方法がない、という点でやはり意味がない。つまり、占いは『すでに自分が知っていること』か『(未来から視て)すでに自分が体験したこと』しか占えないのではないか。

2015/01/15

聖諦といふ概念……。太宰治、御伽草子。

命は変えることができない。∵運命とは過去の事象の解釈に過ぎないから。(タロットカードが決して外れないのは、それが総て起こった出来事の解釈となるから。未来の予知でも、起こってからでなければ解釈できないシステム)――?予知能力は果たして万能なのか。

様はじめましたに見る、シンプルなストーリーの面白さ。引き算の美学ではないけれど、足すよりかは引いてわかりやすさを目指した方がうまくいくのでは。

的なジーニアスの概念を用いた執筆。「自分で書く」のではなく、精霊(Inspirationあるいは執筆の神)の《代筆》をするに過ぎない存在である作家――という考え方。

2015/01/14

自己嫌悪と創作について

作の原動力とは何かを考えた場合、私の場合は《自己嫌悪》と《自虐癖》のふたつが存在として大きく、この2つを自分の中で昇華してユーモアと描写でごまかして何とか読み物にしている感がある。

しかし後述する「自己嫌悪が萌えを阻害する仮説」によって、創作に萌えを見出すことができず、これが小説を書き続けることのできない障壁となっているのではないかと思われる。


自己投影対象のねじれ仮説
『萌え』について考える際に、読者は主人公にではなくヒロインに自己投影し、双子性自己愛により自分自身に萌えている――つまり萌えの根源はナルシシズムにあるとする仮説。萌えと自己陶酔感。(例:コミュ症のヒロインに萌える)
自己嫌悪理論
ヒロインが自己嫌悪対象に恋愛感情を向けているときに、萌えが阻害されるとする理論。(例:実兄は姉妹物語には萌えるが、兄妹物語には萌えられない)
相反性萌え現象
相反する性質をキャラクターに持たせると、いわゆるギャップ萌えを演出することができる。意外な一面性。自己発見。ジョハリの窓。(例:大人っぽいチノちゃんがときおり甘えんぼうとしての側面を見せる。姉キャラから妹キャラへの変化)
変身願望対象萌え仮説
「自分がなりたいキャラにのみ萌えることができる」(自分の変身願望の対象となりうるヒロインにのみ萌える)とする仮説。つまり、読者は自分によく似ているキャラに自己投影し、双子性自己愛により萌えるのだが、その一方で自分は変わりたいという欲求も持っており、キャラクターに対して「意外性」「自分との差異」を求めている。この2つが自分のなりたい姿の方向性と一致している場合、萌えるのではないか。

終わり

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