1.主人公
物語の主人公
キーワード: 倦怠
ヒント:つまらない日常に飽々としている/心身を疲弊させる/不満はあるが自分からは動こうとしない/他者に興味がなく、どうでもいいと思っている/ルーチンワークをこなすだけの日々/恋人とのぐだぐだな交際が続く/何か非日常的な面白いことないかなぁと受け身に待っている状態/カップの4《正位置》
2.相棒
主人公と共に行動し、物語を動かしていく人物。ヒロイン、ヒーロー、第2主人公、親友、助手、狂言回し(語り手)など
キーワード: 刹那
ヒント:刹那的幸福を追い求める/今が良ければそれでいい/瞬間瞬間を大切にして生きる/ほんの束の間の幸せなひととき/未来のことを考えられない/一目惚れをする/一時的な妄想に憑りつかれる/何かを成し遂げるには少な過ぎる時間/事態が切迫しており悠長に考えている場合ではない/今すぐに決断しなければならない状況に追い込まれる/一瞬の遅れが命取りになる/6.THE LOVERS 恋人《逆位置》
3.好敵手
主人公のライバルとなる人物、互いに力を磨き高め合っていく良い意味での宿敵。あるいは恋敵
キーワード: 嫉妬
ヒント:燃えるような激しい嫉妬/成功者に対する怨恨/恋敵を打ち落とす/克服できない劣等感/環境や不運を嘆く/素直には喜べない状況/自分が幸福になることよりも、幸せな他者が不幸になることを望んでいる/現状に満足できない/隣の芝生は青い/他者が手にしているものを奪おうとする/執着心に支配される/自分の苦痛を誰かに理解してほしい/3.THE EMPRESS 女帝《逆位置》
4.依頼者
物語進展のきっかけとなる人物。主人公に対して何らかの課題や試練を与える役割
キーワード: 克服
ヒント:出来なかったことができるようになる/弱点を克服する/苦手だなと思っていた人の良いところが見つかる/恋の障害を乗り越える/恐怖を感じているものに、勇気を出して立ち向かう決心をする/宿敵を倒す/自分自身の弱さを受け入れる/カップの5《逆位置》
5.協力者
主人公の目的を支援する人物。味方。必ずしも心の底から主人公を応援しているとは限らない
キーワード: 批判
ヒント:他者を蔑む/人の欠点をあげつらう/あたまでっかちな恋愛/学歴至上主義/自分にも厳しく他者にも厳しい/対等に打ち解けて話せる人がいない/高すぎるプライド/周囲との摩擦によるフラストレーション/理解者を探している/批判的な努力家/実力がすべて/甘えを許さない/論破する/2.THE HIGE PRIESTESS 女教皇《逆位置》
6.被害者
事件に巻き込まれ何かを喪失する人物。あるいは主人公が事件により失う(失った)故人
キーワード: 未完
ヒント:中途半端な状態/道半ばの成長/まだ自分の能力が完成されていない/あとひと押しで実る恋なのに、なかなか踏ん切りが付かない/画竜点睛を欠く/ほんの少しの努力で道が開けるのに、それをしないもったいない状態/パズルのピースを埋めることを放棄している/俺たちの戦いはこれからだ/21.THE WORLD 世界《逆位置》
7.敵対者
主人公を邪魔する人物。物語の最後に主人公が乗り越えなければならない壁として立ちふさがる悪役
キーワード: 情熱
ヒント:理性よりも感情を優先する/熱血タイプ/居ても立ってもいられなくて、すぐに行動をする/感情が先走っている/青春している/燃え立つような激しい恋/気持ちだけはプロにも負けていない/自分の心のなかの信念を貫く/熱心な教育者/Queen of Wands ワンドのクイーン《正位置》
8.道化役
ジョーカー。物語を掻き回したり、シリアスなシーンで笑わせたりする謎に包まれた人物。ピエロ
キーワード: 新鮮
ヒント:見るものすべてが目新しい/新しく踏み入れた世界にドキドキと心をときめかせる/初恋/自分とはまったく異なる価値観の人に出会う/新しいもの好き/実際は歳をとっているのに、すごく若々しく見える/とっておきの新技を披露する/キャラを変える/今までの自分なら決して選ばなかった道が見える/カップの4《逆位置》
9.黒幕
本当の敵。あるいは主人公の内面にある影の自分。シャドー
キーワード: 閉塞
ヒント:息苦しい環境/余所者を受け付けない村社会/閉塞感のある職場/口が堅くて秘密を決して漏らさない人物/他者を排除して、自分と相手との関係性だけを求める恋/ヤンデレ/何かに拘束されて抜け出せない状況にある/危険な(情報、能力、人物)が流出しないように封印している施設/ワンドの9《逆位置》