1.主人公
物語の主人公
キーワード: 拝金
ヒント:世の中カネがすべて/金で愛を買う/金銭報酬のために行動する/見返りなしには決して動かない/玉の輿狙い/利権を手にする/ペンタクルの6《逆位置》
2.相棒
主人公と共に行動し、物語を動かしていく人物。ヒロイン、ヒーロー、第2主人公、親友、助手、狂言回し(語り手)など
キーワード: 崩壊
ヒント:当たり前の日常がいきなり崩れる/事態の急変/外部環境の変化により激変する人生/これまでの安定した生活がなくなる/恋人の衝撃な秘密を知ってしまう/誰かに隠し事がばれる/一度知ってしまえば元には戻れない関係/今まで信じてきた価値観が音を立てて崩れる/計画の頓挫/災害や金融危機/頽廃的な生き方/退職を決意する/恋人にふられる/目が覚める/16.THE TOWER 塔《正位置》
3.好敵手
主人公のライバルとなる人物、互いに力を磨き高め合っていく良い意味での宿敵。あるいは恋敵
キーワード: 野蛮
ヒント:原始的な力/より肉体的な快楽を求める恋/欲望のままに生きる/暴力を振りかざす/理性が吹っ飛んだ状態/内乱が勃発する/自然災害/ドメスティック・バイオレンス/理不尽な力に翻弄される/精神的ではなく物理的なダメージを受ける/非合法な手段によって大切なものを奪われる/怪獣やゾンビなど、人間社会の法の支配の及ばない相手/King of Swords ソードのキング《逆位置》
4.依頼者
物語進展のきっかけとなる人物。主人公に対して何らかの課題や試練を与える役割
キーワード: 屈辱
ヒント:敗北の味を噛みしめる/面目を失う/権力に抑えつけられる/他者から辱めを受ける/傷つくプライド/夢や目標を話したら小馬鹿にされる/名誉毀損/簡単な罠にまんまと引っかかってしまう/あともう少しで勝てたのに惜しいところで失敗してしまう/強者を前に実力不足を実感する/成果を横取りされる/ソードの5《逆位置》
5.協力者
主人公の目的を支援する人物。味方。必ずしも心の底から主人公を応援しているとは限らない
キーワード: 寛大
ヒント:広い心を持っている/決して怒らない/危機的状況下でも平静を保つ精神/すべてを受け入れている/弱者を助ける/積極的には行動しないが影から見守っている/安らぎのある状態/社会福祉活動やボランティアをしている/無私無欲/5.THE HIEROPHANT 法王《正位置》
6.被害者
事件に巻き込まれ何かを喪失する人物。あるいは主人公が事件により失う(失った)故人
キーワード: 無駄
ヒント:能力を有効活用せずに浪費している/すでに恋人のいる相手に対してアタックをかけている/無意味な努力をしている/目指すべき方向を間違えている/役に立たない部下/効果のない薬/効力がない武器/宝の持ち腐れ/Knight of Pentacles ペンタクルのナイト《逆位置》
7.敵対者
主人公を邪魔する人物。物語の最後に主人公が乗り越えなければならない壁として立ちふさがる悪役
キーワード: 終焉
ヒント:物事に終止符を打つ/とどめを刺し、完全に相手の息の根を止める/恋人にきっぱりと別れを告げる/未練のない退職/ひとつの時代が終わる/死に臨む/舞台の幕が閉じる/何もかも終わらせて楽になろうとする/一瞬で戦争を終結させてしまうような、恐ろしい兵器/最後の切り札、とっておきの奥の手を使う/ラスボスに出会う/ソードの10《正位置》
8.道化役
ジョーカー。物語を掻き回したり、シリアスなシーンで笑わせたりする謎に包まれた人物。ピエロ
キーワード: 期待
ヒント:時期が訪れるのを静かに待っている/誰かとの約束が果たされる日を待つ/そう悪くはない未来を信じている/告白の返答を待っている/日に日に高まる希望/やるべきことをやったので、あとは人事を尽くして天命を待つ状態/自分からは行動しない受け身の状態/果報は寝て待て/あるいは待ちぼうけ/ワンドの3《正位置》
9.黒幕
本当の敵。あるいは主人公の内面にある影の自分。シャドー
キーワード: 吉報
ヒント:良い知らせが伝わる/信頼の置ける情報屋、メッセンジャー/大切な人に伝言を託す/有用な情報を手に入れる/悪くないニュース/友人の恋が成就する/未来を視る、予知能力者/高度な情報戦が繰り広げられる/ネットワーク社会/Page of Wands ワンドのペイジ《正位置》